クマの手も借りたい
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単撃指数で回収率100%を超えるのか検証してみた

単撃指数はレースに出走する馬の近走の成績を元にした指数です。

過去にも単撃などで単勝にこだわった馬券術として有名でしたが、作者は現在、さらに回収率にこだわった指数の算出に力を注いでいるようです。

後ほど紹介しますが、2017 年に発売された書籍の指数算出方法を使って特定のレースで単勝を買い続けてみたところ、3 ヶ月以上プラス収支を継続していることが判明しました。

各指数(ベース指数、的中指数、回収指数)を付与した出馬表を競馬開催日前日にアップしているので、興味のある方はご覧ください。

また、「複利馬券」を使うことでさらなる儲けが期待できることも確認できています。

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2018年の成績

2018 年から 500 万下のクラス以上(2,3歳戦を除く)を対象に収支を追いかけています。

回収指数指数 1 位の馬(同率の場合は的中指数の高い方、それも同率の場合はベース指数の高い方)の単複の成績は以下の通りです。

レース数:370R
的中数:63R
的中率:17.0%
回収率:96.3%
(2018年9月17日終了時点)

直近の単撃指数付きの出走表は以下からご覧ください。

単撃的中一覧

過去の的中一覧を紹介します。

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単撃指数について

2017 年に新しい単撃指数の競馬本「いま、業界で「絶対に正しい! 」とされる勝ち馬の見抜き方!」が登場しました。

しかし、Amazon の評価を見てみるとものすごく低評価です。例えば以下のようなコメントが投稿されています。

数回時間かけてやってもたらなかったです
これ以上やる気が起きませんでした
Excel を使用しても、1 レース当たりの計算に 20 分程度かかります
加点減点は簡単でも 1 レース全馬計算するのは時間がかかる
計算に時間が掛かる割に当たらない
よくこんなもの本に出来たな

確かに、以下の 3 つの指数を算出するには計算が面倒な部分はあります。

ベース指数
的中指数
回収指数

それで的中率も回収率も低かったらゲンナリしますよね。

そもそも、的中率や回収率の高いファクターを集めただけで、適当な採点形式にしている時点で馬券術としてどうかと思いますが、この手の計算方式は嫌いではありません(笑)

ただ、こんなものプログラムを作ってしまえば計算に 5 秒も掛かりません。また、短期間の試行では当たる当たらないは判断できないと思います。

本では、回収指数が 10 を超える馬の単勝回収率が長期間において 100% を軽く超えると書かれていたと記憶しているので、そこを検証してレビュー者は書いたのでしょうか。

とはいえ、本に回収率の根拠となった一定期間のデータを示していないのが問題ですね。

よって、当サイトでは実際に回収指数の高い馬が期待できるのかどうか検証しています。

競馬の予想方法は今も昔も変わらない

本の中で、競馬の予想方法は大きく分類すると「総合予想」「集中予想」以下に分かれると書かれていました。

総合予想は、競走馬やレースにまつわる多くのファクターを分析する予想方法のことを指しているようです。

例えば、「前走成績」や「タイム指数」「調教師」「血統」など出走馬に関するたくさんの要素を組み合わせて最終的な決断を下すものですね。

逆に集中予想というのは、1つのファクターに着目した予想方法です。

例えば、以下のように 1 つのファクターのみをピックアップして他の要素はバッサリ捨ててしまうものです。

スピード指数が抜けている馬の馬券を買う
直線が長いコースでディープインパクト産駒の馬券を買う
調子がいいジョッキーの馬券を買う
スローペースになりそうなレースで逃げ馬の馬券を買う

確かに、予想している人の多くはどちらかに属してそうですね。

そして本では、この 2 つの予想方法にはどちらにもメリットとデメリットがあると指摘されています。

リニューアルされた単撃指数で期待できること

総合予想のメリットとデメリットは以下の通りです。

的中率は高まる傾向にある
回収率が追いついてこない傾向がある

つまり、予想ファクターを増やせば増やすほど、弾き出されるデーターが本命サイドになりがちで、的中率は高いけど回収率が低い(100%を超えない)ということです。

集中予想のメリットとデメリットは以下の通りです。

一般的な予想とのギャップが大きい
ギャップが大きい分、高配当ゲットできる可能性が高い
大外れの可能性も高く、的中率が低い
回収率だけ考えれば 100% を超える可能性はある

このように、的中率が高いけど回収率が低い、回収率が高いけど的中率が低い、それぞれにメリットデメリットがあり、どちらを選んだとしても馬券で勝つことが難しくなってしまいます。

これを覆したのが、馬券裁判で有名となった卍氏の「卍指数」です。

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これは完全に回収率のみに絞った馬券方法です。

総合予想や集中予想からは逸脱して、総合予想の中でも回収率の期待度が高いもの、又は過小評価された馬をあぶり出すといったものというのは既に有名な話ですよね。

要は、的中率がそこそこ高いのにも関わらず回収率も期待できるファクターを寄せ集めて、当たった時に大きく回収しようということです。

実は、競馬予想のファクターの中には、そういった的中率と回収率が比例関係にあるものがいくつかあります。

今回紹介する単撃指数については、過去の 1 つだった単撃指数からパワーアップしていて、単撃的中指数と単撃回収指数に細分化されています。

それらを総合的に使って予想するというスタイルを採用することで、的中率と回収率のいいとこどりを期待できるということでしょう。

単撃指数を使って競馬に勝つには

馬券で回収率 100% の壁を越えて勝ち組になるためには、的中率と回収率の両立が必要となります。

実際に予想ファクターの中には的中率と回収率が比例関係にあり、ここが両立できるファクターが存在します。

よってこの両方を使うことで馬券成績が向上します。

冒頭にも書きましたが、この単撃の的中指数と回収指数の算出に使われるファクターは、比較的数が多く、新聞の馬柱を見て計算するには時間が掛かります。

また、その対象を新馬戦や障害を除く全レースと仮定した場合、とてつもない時間を要するといったデメリットがあります。

しかし、使われるファクターについては、TARGET(ターゲット)などのデーターベースソフトを活用することで、一瞬で的中指数と回収指数を弾き出すことができることが判明しました。

また、この単撃指数の公式の計算方式では、前走が地方交流競走の場合もそのままデータが使われて集計されています。

前走が地方交流戦で、結果的に上位に来た馬が過大評価されてしまうというちょっと残念な部分も残されています。

例えば、2017 年の函館 2 歳ステークスで過大評価されたのが、前走地方で走っていたヤマノファイトです。

そもそも、2 歳戦ということで、データの充足率的に不足しているレースではありましたが、公式サイトの予想を見てみるとヤマノファイトが大本命でした。

この馬の指数は非常に高く弾き出されていましたが、前走が地方なので、中央のレベルと同じで考えてしまうと元も子もありません。

実際にヤマノファイトは追走に精一杯で大きく惨敗しています。

ここを著者はどうみているのでしょうか。